矯正治療の歯型取りの不安はありませんか?
歯型取りと言えば、粘土のようなものを噛み、数分ほど待つ方法が主流でした。このような方法は、誤飲のリスクや違和感、不快感など、大きな負担をおかけすることになります。当院で導入しているiTeroは、お口の中をなぞるだけで精密なデジタルデータを取得できるシステムです。違和感や不快感、誤飲のリスクなどがなく、精密な歯型データを取得できます。
iTero element(アイテロ エレメント)のメリット
1.高精度
従来の歯型取りでもある程度の精度が期待できますが、気泡が入ったり型が変形したりする場合がありました。また、歯科医師の技量によっても結果が変わります。
iTeroはお口の中をなぞるだけで1秒間に6,000枚もの画像を取得できる仕組みのため、従来の歯型取りの問題を全て解消できます。
また、高精度のデータをもとに作製されたマウスピースは、優れた装着感と高い治療効果を実現しやすくなるでしょう。
2.快適
従来の歯型取りの印象材は、喉の奥の方に流れることで吐き気が出る場合があります。また、シリコンが固まるまでに数分間は待機しなければなりません。
iTeroではお口の中に異物を入れることも待機することも必要なく、快適に歯型データを取得できます。
3.スピーディ
iTeroのスキャンにかかる時間は、上下で数分間です。歯型データを速く取得できることで不快感を抑えられます。
また、取得した歯型データはインターネットでアメリカの製作所へ瞬時に送信できます。従来の歯型取りで取得した歯型は空輸しなければなりませんでしたが、iTeroであれば、治療開始までの期間を従来よりも1~2週間も短縮できます。
4.安全
iTeroでは光を照射してデータを取得しますが、放射線のように身体に害を与えることはありません。
また、お口の中に異物を入れるわけでもないため、喉へと印象材が流れる心配もなく、安全に歯型データを取得できます。
さらに、お口の中に入れる部分は患者さまごとに交換するため衛生面においても安全です。
iTeroを使ったマウスピース矯正治療の流れ
1スキャニング
iTeroでお口の中を全体的になぞってスキャンします。上下の歯をスキャンするのにかかる時間は数分です。
2画面上で歯型を確認する
iTeroでスキャンしたデータをコンピューターのソフトウェアに取り込みます。3Dで歯型データが表示され、不備がないか確認します。
3治療計画の立案
取得した歯型データに基づいて治療計画を作成します。歯の動き方をシミュレーションできるため、治療経過や治療結果が視覚的に分かります。
4治療開始
歯型データをアメリカのアラインテクノロジー社の工場へ送信し、マウスピースの作製が開始されます。スキャンから最短16日でマウスピースが完成し、当院へ配送されます。